2016年8月の住宅ローン金利に各種金利比較表や比較コンテンツを更新しました。

1月末の日銀によるマイナス金利政策導入や6月23日に実施されたイギリスのEUからの離脱・脱退を問う国民投票などの動きの中で引き続き長期金利が低位で推移しており、銀行間の競争激化もあり、2016年8月も住宅ローン金利が過去最低金利を更新しました。

 

8月に注目したいのがりそな銀行住信SBIネット銀行にとauじぶん銀行となります。

それぞれ細かく解説したいと思います。

 

りそな銀行

8月の最大の注目は、引き続き、りそな銀行の10年固定金利でしょう。8月はさらに0.05%引き下げ、0.350%となります。

5月の0.550%、6月の0.500%、7月の0.400%と連続して引き下げ、変動金利を大幅に下回る金利を10年固定で実現した点は本当に驚かされます。

都市銀行の中でこうした思い切った金利を提示していることには感服されます。

 

住信SBIネット銀行

8月は住宅ローン金利を大幅に引き下げ、10年固定を0.51%から0.47%としました。

また、変動金利について新規の住宅購入者を対象に頭金を20%用意すると、金利を0.05%優遇するサービスを導入し、この条件をクリアした場合、0.497%という住宅ローン金利を実現しています。

 

auじぶん銀行

auじぶん銀行といえば、変動金利以外はあまり競争力のない金利でしたが、8月に入り10年固定金利の引き下げに踏み切りました。

もちろん、ガン保障やネット完結非常に優れたサービスは10年固定金利も適用されるため、他のネット銀行と比較しても頭一つ抜け出した存在となることは間違いなさそうです。

 

 

8月も驚異的な住宅ローン金利の発表が相次ぎ、住宅ローンの借り換え・借り入れを行わなければ損をすると言い切れるくらいの住宅ローン金利となっています。

その中でも自分にあった住宅ローンをしっかりと比較(住宅ローンの金利やサービス内容をしっかりと比較)していただければと思います。

現在、住宅ローン金利引き下げ競争の激化で各銀行には住宅ローン審査申し込みが殺到しており、通常よりも住宅ローン審査に時間が必要となっています。住宅ローン金利は融資実行のタイミングの金利が適用されますので、この7月の低金利で住宅ローン借り換え、借り入れができるように早め早めに住宅ローン審査申し込みをしましょう。

また、住宅ローン審査に落ちてしまうことも考え、同時に複数の銀行に住宅ローン審査申し込みをするようにしましょう。

 

その他金融機関の最新の住宅ローン金利について詳しくは金利比較表をご確認ください。