超低金利と言われている中、これ以上はさすがに下がらないだろうと『借り換え』を検討されている方もの多いかと思います。

現在1.5%で借り入れされている場合、ソニー銀行イオン銀行の変動金利は約0.5%ちょっとですから、金利差は1%です。もし返済期間が20年、返済金額が2,000万の場合だとすると、ざっと総支払額が200万円も違ってくる計算です。

借り換えるのは確かに手間もあるでしょうが、「200万円を無駄にする!」と思えば、重い腰も動かさないともったいないですね。

その借り換えにも条件があります。主要銀行を例にとると主にこういった条件があるようです。

・20歳以上66歳未満であること
・最終返済時の年齢が満80歳未満であること
・年収100万円以上あること
・勤続年数1年以上あること
・団体信用生命保険に加入できること
・現在の住宅ローンを3年以上、正常に返済していること

但し、銀行によって、融資条件はこれに限らない場合もありますので、あくまでも参考情報としてください。

また、借り換える際には、保証料や登記費用等の諸費用がかかります。そんな諸費用を準備できない場合、借り換える際にローンの残額に加えて融資を受けられる場合もありますので、当てはまる方は事前に相談、確認してみましょう。

最後に借り換えに際して、銀行の審査が厳しくなる場合がありますので、注意も必要です。

それは、近年のデフレ傾向により不動産価格が下落し、ローンの残額に対して、現在の不動産価格、つまり担保評価額が下回っているケース、「担保割れ」の場合です。

特にマンションを新築物件で購入した場合は下落しやすい傾向にあり、また頭金が少なかった場合は残額も多い場合には、注意が必要ですね。

銀行としては、担保割れの部分を融資するのは、無担保で融資するのと同じですから、昨今の低金利水準ではリスクがあります。

但し、住宅ローンの金融機関での競争は激しい状況ですので、金融機関も審査条件を緩くしないと融資額を増やすことが出来ないため、ある程度リスクは取る傾向もあると思います。

以上の注意点は参考にしつつ、みすみす200万円を無駄にするよりは、思い切っていくつかの銀行に申し込んでみるのが有意義だと思いますね。

<当サイトおすすめの借り換えに強い住宅ローン公式サイト>

ソニー銀行公式サイト

イオン銀行公式サイト