信用金庫は、預金の受け入れ、資金の移動や貸し出し(融資、ローン)、手形の発行などを行う事ができる金融機関の一つであり、地域密着型の経営が特徴です。

銀行が銀行法によって設立されているのと同じように、信用金庫法によって設立された法人です。一般的に銀行よりも地域密着と呼ばれるのは、狭い営業エリア内でしか融資してはならない、であったり、中小企業にしか融資してはならないといった規制があるため、地元の中小企業との取引が業務の中心となっているからです。

信用金庫も個人のお客様に住宅ローンを提供しています。基本的には営業エリア内の住宅にしか貸出ししませんが、銀行であれば審査を通らないようなケース(土地は最初からもっていて、建物だけを担保に住宅ローンを借りたいなど)でも、審査が通る事も多くあるようです。

信用金庫は「地域の中小企業と庶民に還元する」という経営理念を掲げています。このため、メガバンクなどとは住宅ローン審査に対する考え方も大きくことなっています。

信用金庫は全国に数多くありますので、1つ1つの信用金庫で提供する住宅ローンは異なりますが、一般的に金利はメガバンクとほぼ同等レベルまで優遇されると思ってよいでしょう。ただし、最優遇金利の適用を受けるには、給与振込み口座に指定することや公共料金の引き落とし先口座にしているすることなどの条件がついているケースが多いようです。

銀行の審査に何らかの理由でおちた等の場合、地元の信用金庫に相談してみましょう。銀行とはまた違った、親しみやすいサービスを受けられる可能性があります。

なお、信用金庫の住宅ローンに関して2016年秋からインターネット上で住宅ローンの取り扱いを開始する動くも予定されています。(詳細はコチラ

ただし、ネット専業銀行の住宅ローン金利と比較した場合に割安感はないため、これから住宅ローン借り入れ・借り換えを検討されている方は

・信用金庫

・ネット専業銀行(auじぶん銀行住信SBIネット銀行、ソニー銀行など)

・フラット35(楽天銀行など)

など経営スタイルのことなる金融機関に同時に審査申し込みを行い、住宅ローン審査に落ちてしまうリスクを回避しつつ、より有利な金利条件の住宅ローン比較を行うことを心がけたいですね。

 

 

<おすすめの住宅ローン公式サイト>

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住信SBIネット銀行公式サイト

ソニー銀行公式サイト

 

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