2016年1月に国内32のがん専門病院でつくる「全国がん(成人病)センター協議会」は、2005年から2008年の期間にがんと診断され治療を受けた人の10年後の生存率が58.9%だったとする集計結果を発表しました。

この統計は国内32施設の約12万の症例(サンプル)を基に算出されています。

我が国においてこれほど多いサンプル数から示したデータはなく、大変記帳な統計数字として参考になりそうです。

私の親族もがんを診断されているケースが多く、いわゆるがんの家系だと認識しています。 そもそも、現在がんは死亡率トップの病気であり、国民の2人に1人がかかると言われ非常に身近だと言えます。

日本においてがんの罹患者数は2016年から全国がん登録によって把握されています。それによると2018年には約98万9千人が新たにがんになっています。

国立がん研究センターがん対策情報センターの発表によると下記のグラフのように45歳未満でのがんでの死亡は極めて低く、30代までに発症するリスクは1000人に1人程度となっています。

OSV0057_01_2013

また、喫煙などを控えるなどで相当程度、がん発症を防げることも明らかになっています。

がんが恐ろしい病気であることは明らかですが、こうした統計数字を見ると過敏になる必要はないと思われますが、45歳以上にがん発症率の急上昇には留意が必要となります。

2020年の平均初婚年齢では男性が31.0歳となっているため、45歳というと子供が高校に入学するかしないかのタイミングとなります。

また、医療の高度化でがんは継続治療をすると死亡を免れる病気になりつつあります。近年では長期間の入院というよりも長期間の通院でのがん治療が主流になっており、通院治療で済む場合でもお仕事への影響は免れないでしょう。

こうして「もしも」の時を考えると、がんへの対策をしておくことはご家族のためを考えても必須と言えます。

 

一般的に住宅ローンの疾病保障はがんと診断されても、1年程度働けない状態が継続しないと保障が利きません。

当サイトでも各銀行の疾病保障を比較したコンテンツを用意しています。

住信SBIネット銀行、イオン銀行、りそな銀行の最新の疾病保障を徹底比較!

【最先端】がん保障・疾病保障付住宅ローンを変動金利で徹底比較

上記コンテンツを確認いただくと、実際問題としてがんを発症した際に、疾病保障の対象となり、保険金が支払われ住宅ローン残高がゼロになるハードルの高さを実感されると思います。

 

一方、昨年12月より取り扱い開始されたauじぶん銀行の「がん50%保障団信」は革新的な補償・特約を実現しています。

auじぶん銀行の「がん50%保障団信」はがんと診断されるだけで保障が受けられるものであり、他銀行の疾病保障と比較して、補償が受けられるハードルが相当低くなっています。

また、auじぶん銀行ではがんと診断されると住宅ローン残高がゼロになる、がん100%保障団信も用意しています。

 

auじぶん銀行の他にもがんに対する保障に力を入れている住宅ローンがあります。それはソニー銀行の住宅ローンです。ソニー銀行もauじぶん銀行と同じように上乗せ金利なしで50%のがん保障を付保できますし、0.1%の上乗せで100%のがん保障にアップグレードすることもできます。100%のがん保障では、がんと診断確定時に住宅ローン残高の100%+100万円が保障されるので非常に手厚い保障といえますね。

住宅ローンの借り入れもしくは借り換えの際に、がん保障という観点で住宅ローン比較をされてはいかがでしょうか?