住宅ローンの審査は様々な角度から行われることについては先日の投稿でも紹介した通りです。

では、住宅ローンの審査にかかる日数・期間はどれくらい見込んでおく必要があるのでしょうか。

一般的には審査を開始してから10日程度で審査結果が出ると言われています。

ただし、郵送のやり取りのみで住宅ローン審査の手続きが完結する住信SBIネット銀行ソニー銀行SBI新生銀行などは郵送での必要書類提出・契約書を交わすための時間がありますので契約完了、融資実行までには1ヶ月程度は見込んでおいたほうが良さそうです。

特に金利の低さと利便性で人気の住信SBIネット銀行は、人気がありすぎて審査に時間がかかると「定評」もあるため早めに申し込みを行うと良いでしょう。

以下はマイホーム購入時の住宅ローン契約と住宅引渡しに関する流れです。借り換えの場合もう少しシンプルになりますが、審査に必要な期間は余り変わりませんのでご参考としてください。

 

1.事前審査(仮審査期間)の申し込み
2.契約日の決定
3.契約、手付金の授受
4.住宅ローンの本審査申し込み
5.(審査が通過した場合)住宅ローン契約
6.融資実行
7.住宅の引渡し

以上の通り住宅ローンは申し込んでから融資実行まで1ヶ月程度かかる場合もあります。住宅ローンは毎月1日ごろに金利の発表がありますが、その金利で申し込むにはあらかじめ複数の銀行に申し込んでおくか、金利発表してからすぐに申し込む必要があります。

1つの金融機関にしか住宅ローンを申し込みせず、その審査に落ちた場合、他行の審査申し込みをやり直す手間が発生し、希望の金利で住宅ローンが組めなくなるリスクのあるため審査期間にも注意して計画的な申し込みを心がけましょう。

 

なお、下記が主要金融機関の住宅ローンの仮審査および本審査回答の関する日数・期間です。

 銀行名 仮審査 本審査 
auじぶん銀行
楽天銀行フラット35 最短翌日 最短7~14日
ARUHI 最短当日 最短3営業日
SBI新生銀行 仮審査なし 7営業日
イオン銀行 3~7日 1~2週間
ソニー銀行 2~6日 7~10日
住信SBIネット銀行 3営業日以内 7~10日