日本経済新聞の報道によると第一生命保険が賃貸マンション投資を開始しました。

これは米国のゴールドマン・サックス系の運用会社と組んだもので、第1弾として東京都内の数十世帯から100世帯程度が入居するマンション1棟辺り数億~30億円程度で計6棟に120億円を投じたものです。

今後も年間で数百億円規模で積み増していき、2~3年後には残高を1,000億円以上とする模様です。

現在、日銀の大規模金融緩和を受け、投資先としての国債の魅力は薄れており、運用の多様化が必須な状況です。

昨年はREITによる不動産取得が活発でしたが、今後は保険各社の不動産投資が注目を浴びそうです。

バブル期には保険各社がニューヨークの不動産を買い漁った事有名ですが、巨額の資金力を誇る日本の保険各社が日本の不動産市場に投資を拡大すると、地価への影響も多くなりそうです。