4月8日に三越伊勢丹ホールディングスの子会社である三越伊勢丹と、三越伊勢丹の子会社である三越不動産が、野村不動産と資本業務提携を発表しました。

従来、三越不動産は、個人向けの居住用不動産賃貸事業を行っていましたが、新たに野村不動産という強力なパートナーを得て、マンション分譲事業に乗り出すとのことです。 野村不動産のブランド力と三越伊勢丹のブランド力という強力なブランド同士のコラボということで新たなマンションのあり方を提供してくれることが期待されます。

 

野村不動産が提供する「PROUD(プラウド)」は有名なマンションブランドですが、それにプラスして、おしゃれなインテリアやファッションを若者向けに提供してきた三越伊勢丹のブランド力が合わされば、快適なだけではなく、おしゃれさや上質さがより際立つマンションが登場することが期待できるのではないでしょうか。 野村不動産は、2013年の全国新築マンション事業主別供給戸数ランキングで堂々の2位を獲得しました。

三越伊勢丹という強力なパートナーを得て、ますますシェアを伸ばすことが期待されます。

 

若い世代では、中古マンションをリノベーションして、おしゃれなマンションを購入する風潮が拡大傾向にあり、おしゃれなマンションは多くの若い世代の心をつかむことが予測されます。

三越伊勢丹は、家具販売会などの開催を含めた様々なマンション推進事業を行うことを予定しており、それを通して、三越伊勢丹のグループビジョンである「上質で新しいライフスタイルの創造」を目指すことになりそうです。

実際に、どのようなおしゃれなマンションが登場するのか筆者も楽しみです。