7月6日の債券市場では株安・円高の流れを受け国債が買われ、超長期の国債である、20年国債の利回りが一時マイナス0.05%と史上初めてマイナスとなりました。

また、同様に長期金利の指標である10年国債の利回りも一時マイナス0.275%まで低下しました。

この流れは先月末のイギリスのEU離脱決定による世界的な株安がまだ尾を引きずっているものです。

20年という超長期の国債の利回りがマイナスとなるインパクトは大きく、先ほどからYahoo!のTOPページでも紹介されています。

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海外でも米国において10年国債の利回りが史上最低となる、1.36%まで低下したり、スイスでは50年国債の利回りが一時マイナス0.003%まで低下するなどの流れとなっています。

長期金利の低下は世界的なものであり、短期的に金利が低下する気配がほとんどないと言える状況になりつつあります。

それどころか、スイスの例は極端であるとしても、超長期の国債の利回りが低下傾向になるため、住宅ローンの超長期の固定金利が引き下げられることに結びつきます。

6月からの20年国債の利回りをご紹介したいと思います。

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この1ヶ月で0.2%程度の金利下落となっていることが分かります。また、30年や40年国債の利回りですら、マイナスに近づいている状況です。

現在起きている、長期金利の下落はまさに歴史に残るレベルと言え、これを背景に住宅ローン金利も未曾有の水準に突入してることが読み解けます。

来週後半にはソニー銀行が2016年8月の住宅ローン金利を発表します。

長期金利の下落に連動し、20年、30年超えの住宅ローン金利が1%を切る水準となることは間違いなさそうです。

 

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